[重ねる]は、濃度100%だと完全に下の色を塗りつぶしてしまいますが、
濃度を調整すると色を薄く重ねることが出来ます。
これでさらに微妙なニュアンスを作ります。
この時に顔や頭の丸みを意識して塗ったり、服のハイライト、影を一緒にのせます。
向かって左側に影が落ちるように塗りました。
このページと前のページの絵を比べてみると、だいぶ変化があります。
服は真っ黒だった部分が少し見えてきています。
レイヤー濃度が低いので強気に塗っています。
そんな強気なレイヤを濃度100%でお見せすると・・・・・・
(閲覧注意?)
怖いです。
しかも、結構雑です。
これの濃度を薄くしたものを、前のページの絵にのせている状態が、上の絵です。
今回はレイヤーを重ねて奥行きを出しましたが、
ペンの濃度を下げて色を塗り重ねるという方法もあります。
アナログ塗りに慣れている方は後者のほうが感覚が近いかもしれません。
どちらでも、自分の感覚に合う方法をおすすめします。
心構え | 下書き | 下塗り | 塗る | ぼかす | 色調整1 | 色調整2 | ぼかし2 | フチを整え | 強気に塗った | 色調整3 | 目 | 口 | 仕上げ